インターネットで、一般的なタイミングについて検索してみると、
①年齢
②年収
③居住人数
④子供年齢
⑤貯金額
という、5点をタイミングとしていることが多いように感じました。
なので、キンケイ家を例にひとつづつ検討していきます。
①年齢
こちらは統計を見ると、30後半~40前半が多いようです。
理由は、35年ローンをとしたとき、80歳がローンを組める限界だからです。
言うまでもなく、80歳までローンを払い続けるのは難しいでしょうから、基本的には繰り上げ返済となるかと思います。
今は住宅ローン控除の逆転現象(借りたほうが安くなる)が起こっているので、目一杯借りたほうが良いのだろうが、それはともかくとして、住宅ローンの観点から、この年齢は、自分にも当てはまるように感じた。
②年収
住宅を購入する際には、年収の5倍が理想となるとよく言われます。
ウチは二人で800万円くらいなので、4000万円くらいになると思われる。
前の検討では、3500万円で、43年過ごすと損益がひっくり返るとしたので、少し高めの設定になってしまうかと思います。
それでもパワーカップルといわれる層になると、5000万円になるので、売却のことを考えないとつらい気がしますね。
もし頭金を用意できるなら、7000万円、8000万円に手が届いて、背伸びすれば億ションにまで手が届くかもしれません。
・・・夢がありますが、格差を思い知っただけでした。
③居住人数
居住人数によって必要な部屋数が変わる。
終の住処としないにしても、そんなに頻繁に引っ越すのもつらいので、人数が確定してから家は決めたいと考えている。
それでも、同僚はしっかり考えてから家を建てたら、うっかり夫婦生活で一人増えてしまったので、予定が狂ってしまったそうだ。
なので、予定はあくまで予定として、検討すべきかと思う。
④子供年齢
子供は年齢によって生活圏が変わる。ウチは共働きなので、保育園に預けるのは必須になる。
小さいしかも場合によっては、イヤイヤ言う子を長距離登園のために運ぶのはつらいので、保育園の近場に住みたいということになる。
しかし今度は保育園を卒園し、小学校に上がった際のことを考えると、保育園のことばかり考えて家を建てるわけにはいかない。
ウチは子供2人を計画としているので、年齢が2-4歳程度ずれると考えられる。
それを例とすると、家を建てるタイミングは2つ
(1)上の子が小学校に上がる時
(2)下の子が小学校に上がる時
と考えられる。
(1)のタイミングは、下の子が転園しなければならなくなるし、(2)のタイミングは上の子が転向しなければならないかもしれない。もしくは、近場縛りにするか。
(1)であれば、自分は42歳、(2)の場合まだいないので、44-46歳くらいが年齢の目安となるだろうか。
(2)は35年ローンを組めるギリギリといえるため、(1)の42歳がタイミングとしてはベストではないかと考える。
⑤貯金額
貯金は0でも家は建てられると思います。貯金があってもローンが借りられないと、家が建てられません。
それでも、ある程度の貯蓄があったほうが、万一の際も安心かと思います。
ではいくらくらいの貯金があると、家を持とうと考えるのでしょうか。
そもそも、家を購入する際には、土地や建物の購入費用とは別に諸費用がかかります。諸費用は、一戸建て住宅の場合は購入価格の6~9%、マンションの場合は3~6%前後かかるといわれています。
そのため、購入する1割はキャッシュがないと、厳しいといえるかと思います。
ウチは400万は少なくともないと、まずいということです。
またフルローンにすると、査定が通りにくいという話も聞きます。
そのため、頭金を1割用意すると考えると、さらに1割、合計800万円ほどは必要かと思います。
結論
①~⑤を検討してみました。複合して考えると、①の年齢と④の子供年齢をベースに考えるのが良いかと思います。
②の年収は、今後そうそう上がらないでしょうから、タイミングとしての検討材料にはなりませんし、③の居住人数についても、次の子がいつ生まれるかなんて、神様じゃないのでわかりません。
⑤の貯金額も、800万であれば、すでに貯まっているので、問題ありません。
①の年齢と④の子供年齢をベースに考えると、先ほどの④の検討にあったように、42歳くらいがベストタイミングと感じました。